ラック内の整線をしてみました!
こんにちは!運営委員の門脇です!
ICTSC6に参加して頂きました皆様、お疲れ様でした!
さて、準備期間中に運営はラック内配線の整理もやっていました。
今回は「運営委員が何をしていたか」を少しでもご紹介できれば、と思います。
こちらが配線の整理(以下、整線)が完了した写真になります。
では、なぜ整線が必要なのでしょうか?
その理由として「わかりやすさ」や「温度」というキーワードが当てはまります。
「わかりやすさ」
誰が見てもわかる作りというのは大切です。
例えばプログラムの関数も同じで、後で見てもパッとわかる名前をつけるよう心がけている方も多いのではないでしょうか?
これは配線に関しても同じことが言えます。
もしケーブルがわかりにくかった場合、探すのも手間な上に、誤って別のケーブルを抜いてしまうかもしれません。
そうなった場合コネクションが切れてしまう可能性もあるし、設定次第では数分疎通がない為に再起動するシステムもあるのです。
整線はそんな可能性を軽減することが出来ます。
また、合わせてマーカータイを付けると更にわかりやすいですね。
「温度」
整線において、これが一番のメリットなのではないでしょうか。
もし整線してない場合、ケーブルがカーテンのようになってしまいます。
そうなると排熱がしっかり出来ずラック内温度が上がってしまう。
更にケーブルの温度上昇は、ケーブルの減衰量にも関わってきます。
その為排熱を避けて配線する事が重要で、ホットアイルとコールドアイルを分ける場合も効率があがるかと思われます。
最後に
私は整線をやってみて、その難しさと楽しさを知る事ができました。
この整線もですが、自分からやりたい事を提案すれば色んな作業が出来るのも、ICTSCの良いところかもしれないですね。
「運営で何をするのかよくわからない」という方に、このtechblogの記事が参考になればと思います。